Azure IoT Hub のチュートリアルをやってみた

規模が小さければ、Freeで下のような流れでデータを送ることができると思われます。
Raspberry Pi(現場) --- 3Gモデム--->>> Internet ---> Azure IoT Hub ---> Internet ---> Router ---> RaspberryPi(自宅)


で、MicrosoftのAzure IoT Hubのチュートリアルをやってみました。
使用機器、PC(Windows10)。

Pythonのチュートリアルは充実度にやや難がありそうな印象を受けたので、Node.jsでチュートリアルを試して、感じがつかめたらPythonでもやってみるという作戦にしました。


1. さいしょの一歩
Azure の無料アカウントを今すぐ作成しましょう | Microsoft Azure
でカウントを作る[無料ではじめる]。
Microsoftのアカウント(outlook)も同時に作ることに。


2. Node.jsのインストール
Installing Node.js Tutorial: Windows - NodeSource
このWebの「Step 0: The Quick Guide (TL;DR) to Get Node.js Installed on Windows」を参考にしました。

  • Download | Node.jsからWindows Installer (.msi)の64-bitをDownloadしてinstallerを実行しました。
  • 一応、インソトール後、コマンドプロンプトを立ち上げ、立ち上がったdirectory(わたしの場合はC:\Users\high-sai)でnode -vでバーション確認しました。
C:\Users\high-sai>node -v

問題なければバージョンが出力されます。

C:\Users\high-sai>node -v
v6.11.1


3. はじめのチュートリアル
Send telemetry to Azure IoT Hub quickstart (Node.js) | Microsoft Docs

私の場合、以下のdirectorを作成し、その下でチュートリアルの指示を実行しました。

C:\Users\high-sai\Documents\IoTHub\nodejs_tutorial>

例えば、チュートリアルに出てくるcreatedeviceidentityの空フォルダーを作れという指示は以下の手順で作成し、あとは好きなエディタでscriptをコピペすればいいです。

C:\Users\high-sai\Documents\IoTHub\nodejs_tutorial>mkdir createdeviceidentity
C:\Users\high-sai\Documents\IoTHub\nodejs_tutorial>cd createdeviceidentity
C:\Users\high-sai\Documents\IoTHub\nodejs_tutorial\createdeviceidentity>


4. 本命のチュートリアル
Control a device from Azure IoT Hub quickstart (Node.js) | Microsoft Docs
当初の目的にもっとも近いチュートリアルになります。

「IoT Hub の作成」と「デバイス ID の作成」は3のチュートリアルで既に作成したので飛ばしました。
注意としては、IoT Hub 接続文字列(iothub connection string)は3と4とも共通ですが、
deviceIdは、
3のチュートリアルでは、'myFirstNodeDevice'、
4のチュートリアルでは、'myDeviceId'、
ですので、3で作成したデバイスIDを再利用する場合は、
「デバイスでメソッドを呼び出します。」のsectionでてくるscriptの一部を'myFirstNodeDevice'に変更して下さい。

var connectionString = '{iothub connection string}';
var methodName = 'writeLine';
var deviceId = 'myFirstNodeDevice';


5. 最後に感想
javascriptの公文は見慣れていないので少しとっつきにくかったですが、スムーズにチュートリアルをすすめることができました。
皆さんはいかがだったでしょうか?